フッ素イオン導入法について|那須おとなこども歯科クリニック|阪急「淡路駅」近くの歯医者

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コラム

フッ素イオン導入法について|那須おとなこども歯科クリニック|阪急「淡路駅」近くの歯医者

フッ素イオン導入法について

今回は当院で行っている予防処置のひとつ、フッ素イオン導入法についてお話させていただきます。

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まずフッ素と聞くと何となく虫歯の予防にいいのかなという漠然としたイメージをお持ちの方が多いと思います。

まずはフッ素がどのような働きをするのかお話しします。

歯の主成分は「ハイドロキシアパタイト」という非常に硬いものなのですが、むし歯菌(ミュータンス菌)の作り出す酸によって少しずつ溶けてしまいます。

フッ素が歯に対して働くと「ハイドロキシアパタイト」は「フルオロアパタイト」という物質に変化し、むし歯菌(ミュータンス菌)の作り出す酸に対して抵抗し溶けにくくなります。

う蝕予防での活用法

 

 

 

 

 

 

 

 

一般的に歯科医院で行うフッ素を用いた予防法は「フッ素塗布」が多く、フッ素を配合したジェル状のペーストを歯面に塗ることで高い予防効果を有します。

一方で当院で行っている「フッ素イオン導入法」とはフッ素イオン導入機を使用しフッ素をイオン化(マイナス極性)、または歯をプラス極性化させ、プラスとマイナスの引き合う力を利用して、フッ素を歯に取り込ませます。イオン導入することで58%多くフッ素を取り込むことができるという研究データも報告されていて、より一層高い予防効果を期待できます。

歯の生えそろったお子様から大人の方まで幅広く使用することだできます。

もちろんフッ素イオン導入を行い、絶対に虫歯にならないということではありません。日常の歯ブラシ、フロスなどはしっかり行う必要はあります。

虫歯のリスクをゼロにできないまでも、限りなくゼロに近づけるための方法の一つとした紹介させていただきました。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

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